実は映画系最強優待のUNEXTについて
映画系優待は運営母体から複数の銘柄があります
今日はその中でもあまり映画系としては認識されていない9418 USEN NEXTについてご紹介しようと思います
まるで映画のサブスク!U-NEXT優待がすごい
- 映画系優待はいろいろあるが
- 利回りや利用可能施設がまちまち
- U-NEXT優待のポイントで映画チケットが買える
一般的な映画館系優待銘柄とその個人的係数評価
下記の前提条件にて算出していきます
- 優待内容を一般上映回数分に変換
- 一般上映価値を1回1,500円とする
- 2023/2/8現在の株価を必要資金とする
- 使える映画館数を係数とする
- 有効期限月数を係数とする
- 優待利回りに と を乗算する
9601 松竹
優待額面の高さ、用途を含めて平均点が高いのが松竹の特徴です
権利月 | 2月 8月 |
最大利率単元 | 100株 |
優待内容 | 一般上映 8回分 |
使える映画館 | 31箇所(MOVIX,ピカデリー系) |
有効期限 | 6ヶ月間 |
優待価値 | 12,000円 |
必要資金 | 約1,100,000円 |
優待利回り | 1.09% |
1.09×31×0.6
=20.27pt
9602 東宝
TOHO擁する東宝は使える映画館数がとても多いですが、利回りが高くない弱点があります
権利月 | 2月 8月 |
最大利率単元 | 100株 |
優待内容 | 一般上映 1回分 |
使える映画館 | 71箇所(TOHO系) |
有効期限 | 6ヶ月間 |
優待価値 | 1,500円 |
必要資金 | 約470,000円 |
優待利回り | 0.32% |
0.32×71×0.6
=13.63pt
8842 東京楽天地
楽天地は優待過疎月の1-7月にあって1%を超える利回りが魅力的ですが、とにかく用途面で係数としての評価が落ちてしまいます
権利月 | 1月 7月 |
最大利率単元 | 100株 |
優待内容 | 一般上映 3回分 |
使える映画館 | 2箇所(東京・錦糸町) |
有効期限 | 2ヶ月間×3 |
優待価値 | 4,500円 |
必要資金 | 約430,000円 |
優待利回り | 1.04% |
1.04×2×0.2
=0.42pt
9605 東映
アニメの雄東映は自社配給作品に限って使える映画館が増えるものの、その数はやや少なめです
権利月 | 3月 9月 |
最大利率単元 | 100株 |
優待内容 | 一般上映 6回分 |
使える映画館 | 15箇所(T・ジョイ系) 条件付10箇所 |
有効期限 | 2ヶ月間×3 |
優待価値 | 9,000円 |
必要資金 | 約1,700,000円 |
優待利回り | 0.53% |
0.53×25×0.2
=2.65pt
9633 テアトル
テアトルは映画館数がネックなものの投資額に対する優待価額、つまり利回りが圧倒的に高いです
権利月 | 3月 9月 |
最大利率単元 | 100株 |
優待内容 | 一般上映 4回分 |
使える映画館 | 9箇所(テアトル、シネ・リーブル系) |
有効期限 | 6ヶ月間 |
優待価値 | 6,000円 |
必要資金 | 約110,000円 |
優待利回り | 5.45% |
5.45×9×0.6
=29.43pt
利便性の観点から有効期限と使用可能施設数で傾斜をつけた結果がこちらです
銘柄 | 利回り | 優待係数 |
9601 松竹 | 1.09% | 20.27 |
9602 東宝 | 0.32% | 13.63 |
8842 東京楽天地 | 1.04% | 0.42 |
9605 東映 | 0.53% | 2.65 |
9633 テアトル | 5.45% | 29.43 |
結果的には元数となる利回りが5.45%のテアトルがそのまま魅力的に見える内容となりました
一方、U-NEXTは
- 自社サブスク動画が優待と認識されている
- 内容は基本プランの無料化と毎月のポイント付与
- このポイントが実は映画チケット購入に使える
9418 USEN NEXT
1,000株優待である毎月1,800pt×12ヶ月を映画優待視点で記載すると下記のようになります
権利月 | 2月 8月 |
最大利率単元 | 1,000株 |
優待内容 | 一般上映 14.5回分 |
使える映画館 | 168箇所(ブランド横断) |
有効期限 | 3ヶ月間×12 |
優待価値 | 21,600円 |
必要資金 | 約2,300,000円 |
優待利回り | 0.94% |
0.94×168×0.3
=47.38pt
利回りは1%足らずと一般的ですが、どうでしょうこの圧倒的な汎用性
- イオンシネマ
- 松竹マルチプレックスシアターズ(MOVIX)
- ユナイテッド・シネマ
- その他KINEZO対象映画館
ここまで優待対象になかったイオンシネマが含まれることにより使える映画館数のスケールが広がるというのが主な理由です
U-NEXTポイントで映画チケットを買う手順
操作性も良く、特に迷うことはないと思います
このほか、各映画館の発券機操作時にU-NEXTポイントを消費する購入方法も可能です
イオンシネマでは飲食・グッズにも引き換え可能
映画にはつきもののポップコーンやパンフレット
イオンシネマを利用するならばこれらにもU-NEXTポイントを引き換えることが可能です
つまり総合エンタメ優待ということ
動画サブスクU-NEXTを1年間使える
毎月1,800pt付与される
新作動画レンタルができる
電子書籍が買える
168箇所の映画館チケットが買える
イオンシネマでは飲食/グッズもOK
2月権利日がせまってきました
今年も映画系最強優待として1年のレジャーに彩りを添えてくれることを願います