Oliveって何?三井住友が本気で仕掛ける総合キャッシュレスのお話
銀行+クレジット+デビット+ポイントが1枚のカードで使える
さらにアプリでは保険・証券など、SMBCがもつあらゆる金融サービスが統合され一元提供されるのがOliveです
三井住友のオリーブのまとめ、何を作ったら良いのか
- Oliveとは楽天に近い囲い込み施策
- 三井住友系が初めてなら4万円近いキャンペーン報酬
- 既存ホルダーは無料化したゴールドの転生がよさそう
大命題:Oliveとはなんですか?
- 三井住友銀行
- SMBCデビットカード
- 三井住友カード
- Vポイント
- 各種保険
- SBI証券
などが集約されたもので、スーパーアプリで管理される統合金融サービスです
まだまだ難しいと思います
より具体的に理解してみましょう
Oliveは何が便利なのですか?
- 三井住友銀行キャッシュカード
- SMBCデビットカード
- 三井住友クレジットカード
- Vポイントカード
従来は最小でも2枚のカード+アプリが必要だった上記が1枚に集約されます
ようやく目に見えたメリットがここに一つ示されるかと思います
三井住友系のカードやアプリを伴う金融サービスが1つのアイコンに概念的にも物理的にも集約されたのがOliveということです
Oliveは何が得なのですか?
- 各種振込関連手数料無料化
- 給与受け取りで毎月200ポイント
- Vポイントアップ選択で還元率アップ
価値を最大化しうる選択肢についてさらに解説していきます
基本特典
現在ローンチキャンペーンにより回数が無制限化されており、類をみない大盤振る舞いです
現行サービスで匹敵しうるのはauじぶん銀行のプレミアムランクユーザーの15回/月くらいでしょう
選べる特典
- 給与・年金受取特典
月200Vポイント付与 - ご利用特典
月末残高1万円以上で100Vポイント - Vポイントアッププログラム
対象店舗でのカード利用還元率が1%アップ
セイコーマート、セブン‐イレブン、ポプラ、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店、すき家、はま寿司、ココス、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオールカフェ、かっぱ寿司
- 銀行やクレカが統合された1枚のカードで使える
- 保険や証券も含めたスーパーアプリになる
- 特典をうまく使うと年間5,580~7,560円くらいの価値になる?
特典を活かしきるには銀行からカードまで三井住友で統一し、特約店を日々使うことが必要です
この点が楽天市場で楽天カードを使って楽天銀行から引き落とし、その他生活の中でサービスを使うと更に還元率が高まるモデルと似通っているといえるでしょう
じゃあOliveをはじめてみよう
とにかく三井住友にどっぷり浸かるならお得に楽しめそうなOlive
既存ユーザーと新規ユーザーで取り組むべき視点が変わってきますのでここから解説していきます
新規向け:リリース記念キャンペーン
ミッション | 報酬 |
---|---|
Oliveアカウント開設 | 1,000 |
10,000円以上口座入金 | 1,000 |
デビットモード利用 | 1,000(15%) |
クレジットモード申込 | 1,000 |
クレジットモード利用 | 15,000(15%) |
SBI証券開設&カード積立 | 5,000 |
上記+20,000証券口座入金 | 15,000 |
合計 | 39,000 |
Oliveリリース記念とありますが、三井住友系サービスの新規利用者に向けた色が強いです
2021年2月以降に三井住友カードを発行していない方は報酬の高いクレジットモードの追加/利用が対象になります
その他、SBI証券の口座が未開設であったりSMBC関連のサービスが手つかずなほど歓迎されるキャンペーンになっています
クレジットカードのラインナップ
いよいよ何を選ぶかという話題です
スタンス別に新規ユーザーが選ぶべきOliveカードについて触れていきます
Olive一般カード
あまり浸かるつもりがないユーザー向け
維持しやすく、発行することでキャンペーン報酬も総取り可能な入門カード
多くのキャンペーン目的の新規ユーザーはここを選んでおけば良いと思います
Oliveゴールドカード
初年度100万円利用できるならこれ
ゴールドカードは初年度年会費無料+年間100万円利用で次年度以降永年無料で維持できるカードになります
SBI証券での投信積立還元率も一般カードより2倍高く、今回を機に少し三井住友の金融サービスへ入っていくなら初年度だけ決済を集中させてゴールドを選びましょう
Oliveプラチナプリファード
年間200万円以上使うメインにするなら
年会費33,000円と敷居が高いですが、毎月5万円の投信積立還元率5%により年間3万円分のポイントは取得できます
選べる特典が2つとなり、上述の給与受取ポイントと還元率1%アップの双方を選択可能になります
Oliveから完全に三井住友をメインとするならば間違いなくプラチナプリファードを選択するべきでしょう
既存ユーザーの取るべき戦略
100万円修行したんですが?????
今回Oliveのローンチが発表された時に最も既存ユーザーから上がった声です
既存ユーザーはOliveカードの前身ともいえる三井住友ナンバーレスカードのいずれかをここ2年の間に作成しています
とりわけ、今回のOliveゴールドと同じ年間100万円の利用で年会費永年無料化が実現できるナンバーレスゴールドの保持者が多くなっているのです
三井住友からの救済
これらの声に対し、本営から提案された救済案がこちらでした
一見既存ユーザーにリスクのない実質的な移行に見えるものの、一つ大きな問題があります
- カード切り替え対応は不可能
- 実現するには解約+新規発行の対応
既存ユーザーから見たOliveの魅力って?
既存のNLシリーズとOliveシリーズのクレカとしての決定的な差はVポイントアッププログラムの還元率です
対象 | 還元率 |
---|---|
選べる特典 | +1~2% |
アプリログイン | +1% |
SBI証券 | +1~2% |
住宅ローン | +1% |
簡素化して表現していますが、比較的容易に積むことが可能な還元率差は3%です
特約店での還元率3%差を埋めるために申し込み件数を消費して手持ちのカードをOlive化するかどうか
筆者の希望は、銀行機能のみOliveアカウント化
Vポイントアッププログラムは既存のカードにも適用されます
Oliveアカウントを開設していること
紐解けば単純な話です
筆者は既に三井住友銀行ユーザーなので手元にキャッシュカード一体型デビットカードがあります
これをOlive化できないものでしょうか
追記:もうちょっと続きそう・・・
とても不穏な記載を発見しました
Olive始めたいのですがクレジットモードって必須です?
その場合、たとえば既存のSMBCデビットをなくしたりしたらどうなります?
Olive化にはクレジット機能付与が必須です!
また、既存のSMBCデビットのサービスは継続されますのでもし紛失されたとしても現在と同じカードが発行されます!
筆者の計画、散る
やはり助け船に乗るしかなさそうです
どうするのよ私の解脱済NLゴールドと年明けにつくりたてホヤホヤのプリファード
Oliveカードは一枚しか持てません、どちらをOlive化するべきなのか
ナンバーレスゴールドは発行キャンペーンを待ってみます
2023/3/1~2024/2/29
公式の移行キャンペーンは1年間の猶予、加えてローンチキャンペーンで初年度年会費無料
再申込みとなる以上、ここにポイントサイト系のアドオンが出るかだけ待ってみようと思います
プラプリはほんとに悩みます
2023/3/1~2024/2/29
Oliveアカウントが発行できれば既存のプラチナプリファードもVポイントアップの対象になります
つまり、NLゴールドを移行させるなら無理にこちらをOlive化する必要はないわけです
2024/2迄にNLゴールドはOlive化します
今度こそ結論です
これだけ肝入りでサービス統合する以上修行を伴った権利だけは移行させる、まずはそこだけ確定させることとします