2023年のローリスクライフを振り返る
年の瀬ですので備忘録も兼ねて2023年を総括したいと思います
個人的にはここからの10年が決まる転換点どころか特異点となった1年だったと強く思います
長生きしなきゃと強く感じた1年
- AIやばい
- AIすごい
- AIの先を見たい、長生きしたい
人間感嘆が突き抜けると語彙が失われるものです
それくらい私にとっての今年はAIに始まりAIの虜になった時間でした
前編:AIがどうすごいのよ?
大きなうねりの始まりはNovelAI
2022年10月にサービスインし、視覚的に生成AIの実力・現在地を示した描画AI
左上の画像がオリジナルで、他3枚はそこから生成されたバリエーションとなっている
技術やプロダクトがマス層へのリーチに至ることを「キャズム越え」と言います
NovelAIの登場によって、AI描画はまさにキャズムの谷を飛び越える形で2022年を終えていました
一方、課題も山積
- 手の指の数が不安定
- 指示文(プロンプト)によって完成度が左右されるが、安定的でない
- そもそもの絵柄の学習元に偏りがあり、著作権面の問題もクリアではない
確かにすごいんだけれども、使いこなしが難しく、狙ったアウトプットを高精度に生み出すのは困難
次第に「良いのが出たらラッキー」というある種諦めに似た雰囲気がユーザーを包んでいました
そんな状況と並行して、最も革命的なサービスが谷を越えて来るのでした
ChatGPTが急速に台頭
NovelAIに遅れること1ヶ月、2022年11月にサービスイン
圧倒的な普及スピードで2023年1月には多くのメディアが言及を開始する
ChatGPT自体の説明はもはや不要かと思います
ただ知っておくべきはその性能
- 対話レベルが極めて高く、学習速度も早い
- 調査、分析、要約といったホワイトカラーが担う業務領域をカバーできる
- 描画AIも内包し、対話レベルの高さでユーザーの依頼を柔軟に理解する
こんなにばっくりした指示でこういうものが出てきてしまうレベルに到達したわけです
リテイクを嫌がりもしないし、秒で出してくる
量は質を凌駕する
生産性の高さというのは正義なんです
AIすごいの先って何よ
複数の異なる提供元の技術やコンテンツを複合させて新しいサービスを形作ることである
(出典:Weblio)
NovelAI当初では不安定だったプロンプトと生成の関係でしたが、ChatGPT×DALL・Eにおいては言語理解能力により保管された
このAIの能力のマッシュアップがここからまだ進んでいくのがどう考えてもやばいです
なんならハードウェアとも勿論複合していくわけです、じゃあもうこんなの予想の範疇じゃないですか
AIが無限に拡張するVRの世界
オープンワールドも、VRコンテンツも、これまでは人の造るものであり終わりがある前提だったわけです
でもきっと、このまま加速していくならリアルタイムで拡張されつづける世界に到達する
この世で肉体が生を終える時、電極で意識だけを永遠の世界に保存する
同じ選択をした者同士そこで会話をし、日々拡張される街のなかで楽しく過ごす
すっかり変わってしまったブログ画像の描き方に想いを馳せながら、そういう近未来を具体的に想像できる
これが我々の現在地なんですよ
どんな職が無くなるとか、そういうのは要らないんです、悟りましょう
ただ単純に、今の自分を高めるために絶対早めにAI触った方がいいです
わたしは近しい友人に会うと最近は常にこんな風に伝えてます
後編:2023年のローリスクライフ
一記事で括ってよい話題転換じゃないんですが、括ります
スマートフォン登場どころか黒電話が携帯電話になった時みたいな革新がそこにあるんです
- 見届けたい
- そのためには生きねばならない
- ゆえに日銭を稼いで一日を生きてゆく
というわけでライトなローリスクライフ編スタートです
優待クロスは完全なるレッドオーシャンへ
この2点が今後に影響するポイントだったと思います
在庫を狩るスキルを持ったビギナー
人口増加はもはや避けようがないものですが、その参入者が初めから速いというのが大変なポイントです
在庫を狩る手は速いのですがノウハウはないため、良さそうな銘柄はすぐに取ってしまう
それが結果的に最終日まで余りがちだったマクドナルドや神戸物産をも枯渇させるという事態を引き起こしたのだと思います
いろいろ察してしまう8697 JPXの優待廃止
端株で保有年数カウントを上げていくと4年目には100株で4,000円のクオカードになる出世銘柄でした
クオカード優待は廃止されやすいものという定石抜きにして、日本取引所グループが株主優待制度から撤退するというのは象徴的な出来事だと捉えておいた方が良いと思います
工数リスクを極小化し、一方で逆日歩リスクを負って取るべき利回りだけは確保するというスタイルにJoJoにシフトしています
ポイ活の発信者と参加者悲喜こもごも
ポイ活分野のトピックスは立場によって捉え方がかなり違う変化があったと思います
クレカ/Pay還元/アプリ案件すべてにお祭り発生
- 年会費無料
- 実質発行報酬30,000円
優良クレカ案件のお手本のようなキャンペーンでした
- チャージ額の20%還元
- 還元上限20,000pt
- チャージ出口に楽天POSA
楽天キャッシュを使った現金戻しを知る人にとっては2万円のお金配りでした
- アプリをインストール、その後7~10日チェックインするだけ
- 招待者/非招待者双方に4,000~5,000円の報酬
- それが12月現在まだ継続中
2021年秋頃のTiktokアマギフ20,000円祭りを越えうるスーパーキャンペーンです
- はじまりは2,000円台の米国証券口座開設案件
- 9月に入ると報酬提示額が加速し、当初の10倍の21,000円に
高額案件は初動で動かねば枯れるという常識を大きく裏切った案件です
参加者としては1案件で数千円~数万円の新規案件が供給され、例年に遜色ないポイント獲得ができたのではないかと思います
#PR必須の時代に
これ急ぎ!!!お得はスピードです!!!!
うおおお急がないとおおおおお!!!
実際ほんとに良い案件は枯れるのも早いわけですが、拡散者がその成約で報酬を得ている場合それが広告であるということをちゃんと錯誤なく伝えることが求められます
楽天せどらーよ永遠に
ざっくりとした変更イメージが上記です
半事業的に10%の利鞘が得られる商材を買い付ける場として見ていた方々にとっては終焉
逆に、ふるさと納税等個人消費目線で利用している層に寄り添ったECとなることになりました
一段大きいところで心配な「円」の価値
猛烈な円安基調になってからちょうど2年
今年のはじめは150円到達からの為替介入でようやく逆回転かに見えた130円前後のスタートでした
その介入を帳消しにする動きで150円に向かい直した1年という形です
輸出企業にメリット!というよりこれ「日本の通貨要らない」の円安なのでは…
- 本業や実物資産で円を稼ぎ
- 複業ではポイントを得る
- 投資では外貨や仮想通貨を産む
ハイパーインフレや、為替暴落で通貨の信頼性が損なわれる国は少なくありません
人口パワーの減退と世界の時価総額を見るに、日本ももはや他人事ではないと考えていかねばならないでしょう
変化に適応すること
- インターネットの登場
- 携帯電話の普及
- スマートフォンへの進化
わたしの人生ベースだと生活が変わる技術革新はこのあたりだったイメージが強いです
ここに新たな1ページが刻まれる過渡期の今は、ほんとに次の10年を楽しく生きる準備をするチャンスです
結論。AIやばい
時代がどう動くのか見届けるために、わたしは明日も生きていきます